【トリのことわざ】閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)

閑古鳥が鳴く(カッコウ) | トリまみれイラスト




今回の主役はこの鳥!

閑古鳥=カッコウ

カッコウさん | トリまみれイラスト

ことわざの意味

  • 人が全然いなくてガラーンとしている様子
  • 物寂しく静まり返っている様子
  • お店などが繁盛せずに寂れてしまっている様子

本当は人がたくさんいて欲しい場所なんだけど、
残念ながら人が来なくてガラガラ…
そんなカナシイ様子を表現したことわざ。

ちなみにポジティブな意味ではないので、

てんキュー

アハハ!
この店ったら閑古鳥が鳴いてますねェ!!

とか大きな声で言っちゃダメですよ。
お店のオジサンが泣いちゃうよ。

ことわざの由来

閑古鳥…つまりカッコウは、
静かな森林や人気(ひとけ)のない山里などに暮らす鳥。

静まり返った風景の中、

カッコー…カッコー…

と鳴く様子は、
とっても物悲しく寂しげに聞こえます。

そういう事から、
まるで森林や山里のように静かで
カッコウの悲しげな声が響き渡るほど寂れた場所
という状態を表すことわざになりました。

カッコウさん

ニンゲンって想像力豊かだねえ。